消費者金融 低金利時代の幕開け
時は、2007年春。
大手の消費者金融が金利を下げ始めた。利息制限法の金利への変更だ。
言うまでもなく時代の流れによる変化である。
消費者金融は1970年代にはサラ金と呼ばれ、主にサラリーマンや主婦、自営業者を相手に貸し金を行っていた。
高金利ゆえに返済できなくなる人が多くいたが、返済できない人が多少出ても、消費者金融はびくともしない。
なぜなら、返済がとどこおることを見越した金利だったからだ。
与信の少ない主婦やバイトにもどんどん貸出しを行えた。
しかし、生活が出来なくなるほどの返済額を抱え込む人が続出し多重債務者が2007年には200万人以上を数えるまでになった。
2007年初頭に不当利得(過払い金)返還請求事件において最高裁で借主に有利となる判断が示された。
それを契機に貸金業規制法改正案が可決、その後、国によって多重債務問題改善プログラムが発動され、消費者金融を取り巻く環境は一変した。
つぶれる消費者金融が出る中で、企業の再構築をして持ちこたえる会社もある。個人的にはひどい思いもたくさんしたが、借りたお金で助かったのも事実だ。
個人的には、少しばかり金利が高くてもかまわないと思っている。あれさえなければ。
あれっていうのは、枠を広げたからもっと借りてくださいとしょっちゅう電話をかけてきたことだ。私はそれで雪だるまになりました。
これからの消費者金融に望むことは庶民と共生していける会社になってほしいことです。